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ツアーにおける旅程保証制度とはどのようなものなのか

ツアーの実施中に、何らかの理由によってその後のツアーの内容に重大な変更が生じるのが確実となったとき、参加者は契約を解除するか、変更を受け入れるかのどちらかを選択することができます。

このとき、参加者がツアーの内容の変更を受け入れた場合は、ツアー終了日の翌日から一定の期間内に旅行会社から参加者に対して変更補償金が支払われます。これが旅程保証制度と呼ばれるもので、企画旅行と呼ばれる形態の旅行商品には必ずこの保証がついています。旅程保証の対象となる事由は、旅行会社が作成する約款によって決められています。

すべての旅行会社が参考にする標準旅行業約款では、旅行の開始日および終了日、目的地、立ち寄る観光施設、移動に利用する運送機関、滞在する宿泊施設のうち、いずれかに契約書面からの変更がある場合に旅程保証を適用し、旅行代金に一定の割合を乗じた金額を変更補償金として支払うとされています。変更補償金の率は、旅行開始前と旅行開始後では異なっており、旅行開始後に変更を行った場合の方が高く設定されています。

ただし、ツアーの契約内容の変更理由によっては、変更補償金は支払われない場合があるので注意が必要です。例えば、自然災害や悪天候、航空会社や鉄道会社の都合による運休、目的地の治安の悪化、伝染病、政府や公共機関による命令などによる旅程の変更は、約款の免責事由に該当しているため旅程保証の対象外となります。また、旅程の変更が旅行会社の過失が原因であることが明らかな場合は損害賠償の対象となるため、変更補償金の支払いは行われません。

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